Pixel 10 Pro Foldでもっと未来になれる?
Pixel 10 が予約できるようになって即にPixel 10 Pro Foldを予約。Pixel 10の発売日(8月28日)から遅れること1.5ヶ月、10月9日にPixel 10 Pro Foldが届きました。
Pixel Foldを利用して2年弱。未来に1歩近づくかもしれないスマホにPixel Foldの感想はかいたのが2年弱前
Pixel 9 Fold が 欲しかったけどスキップして、Pixel Fold → Pixel 10 Pro Foldに変更
まとめ
- 薄くなった
- 電池が持つようになった
- やっとハイエンドチップが積まれた
- 値段がまったく可愛くない
- 2年たっても折りたたみスマホ市場の成長が小さい
- 顔認証便利(Pixel 9 Pro Foldからあるみたい)
初代 Foldの実験的だと思われる立ち位置から脱却(Pixel 9 Pro Foldから脱却していたと思うが)
3代目 Fold として欠点を潰してきた感じで色物ではなく、実用的なスマホとして利用可能
Geminiとの連携と値段次第では 10a のミッドレンジスマホでAppleのシェアをどこまで削れるのか楽しみではある。ハイエンドでは信者の数でAppleには勝てなさそう^^;;
初代 Pixel Foldを約2年使った感想
- 相変わらずインパクトはある
- 資料や電子書籍は読みやすい(老眼に優しい)
- 重い
- 2画面のユースケースがまだちゃんとみつからない
- 折り畳み対応アプリがまだ少ない(ただ大きくするではなく)
Pixel Fold と Pixel 10 Pro Foldの違い
表でまとめてみた
項目 | 初代 Pixel Fold | Pixel 10 Pro Fold |
重量 | 283g | 258g |
厚み (折りたたみ時) | 12.1 mm | 10.8 mm |
カバーディスプレイ | 5.8インチ | 6.4インチ |
内部ディスプレイ | 7.6インチ | 8.0インチ |
プロセッサ | Google Tensor G2 | Google Tensor G5 |
価格(発売時) | $1,799 | $1,799 |
個人的な目玉は Tensor G2 から Tensor G5 へのアップデートだな。Pixel Fold発売時は Pixel 8 ただし、Pixel Fold は Pixel 7 と同じ Tensor G2を利用していて1世代古いCPUが入っていたのが・・・そしたら Pixel 9 Pro FoldからPixel 9 と同じ CPUを使ったからかなり悔しかっただけ^^;;
普通に使うには慣れの問題もあって Tensor G2 でも問題は感じなかったけどねー
画面サイズが大きくなったのもポイント(老眼に辛い)数字で見たら大きくなっているけどあまり感じることはないけど
私のPixel Fold シリーズは 実験的な ハードウェアだと思っているから毎年releaseされるとは思ってもいなかった。
一番驚いたのは金額、$1,799という値段据え置いてきた。これはかなりびっくり。アメリカのインフレ率を考えると実質値下げでかなりチャレンジングな値付けだなと思った。Pixelシェアを伸ばすために攻撃的な値付けしているよね。
おまけで Qi2規格対応
アーキテクチャの違い
Tensor G2 と Tensor G5の違いは、Tensor G2 は Samsungの5nm、Tensor G5 は TSMC の3nmSamsungからTSMCに移ったのが大きいよね。製造プロセスで3nmになったら 電力効率の向上があるからバッテリー寿命が伸びる。電池容量も増えたので1泊ぐらいならどうにかなる?
実際 Tensor G2の8Core(2x Cortex-X1, 2x Cortex-A78, 4x Cortex-A55 )も使い切っているとは言えないとは思うのだが^^;;でも数値的にはマルチコア性能で82%の向上がみられるとかいう話もあるし
Gemini Nano(オンデバイスAI)を使うには早いチップが必要になるからね。
Take a Messageは楽しみではある(電話かかってこないけど)
GoogleのGeminiが生活をサポートする未来があるのかもしれない
カメラ性能
散歩で銀座線に乗ったら誰もいない時間だったのでPixel 10 Pro Foldで1枚撮ってみた。
悪くはないですよね。
カメラの性能はあまり変わった感じはしないけど、コンピュテーショナルフォトグラフィーの性能向上はかなりヤバイ。ただPixel 10 Pro にはついている機能が Pixel 10 Pro Foldにはないとかあるんだよね。超解像ズーム(100倍ズーム)とかはFoldにはついていない。
あと100倍ズームしないよとかいうのもおいておく、一番高いからそこは合わせてと思うだけ、たぶん厚さの問題もあるだろうからしゃーないよね。
そういう意味でもGoogleとしては「Foldで生産性向上」ということなんだろうな。
防塵防水性能
IP68とやっとiPhone に並んだというやつなんだけど、折り畳みで防塵ってすげーなーと。
それよりもヒンジが恐ろしく変更されている。「ギアレス高強度ヒンジ」は10年以上の折り畳み動作。かなりミーティングや資料閲覧が多くて開いて使うユーザーには朗報。(私は・・・たまにしかひらかないから恩恵は・・・^^;;
この機能も開いて使いやすくなった「Foldで生産性向上」ということなんだろうな。ビジネスに全振りした端末なんだろうな。
まとめ
- 物理的により大きく、より薄く、より軽く
- やっとハイエンドチップが積まれた
- 値段がまったく可愛くない
- 顔認証便利(Pixel 9 Pro Foldからあるみたい)
- 開いて使ってもらいたいのはわかるけどもう少し頑張ってほしい
結果、タブレットを喰うではなく「生産性に全振り」
一般ユーザーではなくビジネスメインにしている人をターゲットにしてついでに一般ユーザー?生産性とかいうのは外資が作ったスマホっぽいのは間違い無いよね。