SESを利用してみる

Amazon Simple Email Service(Amazon SES)を今更ながら使ってみた^^;;

これってたしか去年一昨年の頭だから2年以上使わなかったんだよねぇ〜
つーことで使い道なかったけどまぁとりあえずあれがほげだから〜

参考は「Amazon SES(Simple Email Service)でメールを送ってみなイカ?」を参考にやってみました。

まずはAPI Toolsのダウンロードするとか面倒だったのでmicro Instance でAmazon Linux AMI release 2012.09を起動

これだとデフォルトでAPI Toolsが/opt/aws配下にがつーんと入っている。
楽ちんだからAmazon Linux AMIを使いました。

sudo yum update

でUpdate(SESとは関係無いけど基本だよね。)

それから、Access Key ID と Secret Access Keyが書かれたファイルを作成します。

vi /opt/aws/bin/aws-credentials

中身は下記ような感じ

AWSAccessKeyId=xxxxxxxxxxxxx
AWSSecretKey=xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx

Verified Sendersの登録はWeb Consoleからも可能です。

Web Consoleとコマンド別々で私は登録してみました。
コマンドでは
./ses-verify-email-address.pl -k ./aws-credentials -v 認証するアドレス

この認証するアドレスはFromとTo両方かかってきます。
なので from@example.co.jp to@example.co.jpを私は2つ登録しました。
コマンドを2回投げたらOK

そしたらそのアドレスにAWSからMailが飛んできますのでそのMail本文のURLをクリックしたら認証されます。

メールを送信してみる。

./ses-send-email.pl -k ./aws-credentials -s “Test of Amazon SES” -f from@example.co.jp to@example.co.jp < README

READMEを使ったのは本文のファイル作るの面倒だったから^^;;
そうするとちゃんと届きますよね?

ヘッダーは
Received: from a192-74.smtp-out.amazonses.com (a192-74.smtp-out.amazonses.com [199.255.192.74])
by mx.example.co.jp (Postfix) with ESMTP id 1BB01278E3D
for <to@example.co.jp>; Tue, 29 Jan 2013 15:41:36 +0900 (JST)
From: from@example.co.jp

これでSESは基本的にOK

日本語のMailもついでに送ってみます。

vi message.txt
中身は

テストメール
ほげほげ
日本語でテスト

こいつを送ってみる。

./ses-send-email.pl -k ./aws-credentials -s “Test of Amazon SES” -f from@example.co.jp to@example.co.jp < message.txt

問題無くUTF-8で届いた。
Content-Type: text/plain; charset=UTF-8
元ファイルがUTF-8だからねー。

でついでに認証されていないFromから送ってみる

./ses-send-email.pl -k ./aws-credentials -s “Test of Amazon SES” -f from@example.com to@example.co.jp < message.txt

Email address is not verified.

これはちゃんとはじかれる。

良い感じ。

認証していないToに送りたい場合はちゃんとRequest Production Accessからレジストしてください。

Request Production Accessからレジストして数時間でOKになった

[blackbirdpie url=”https://twitter.com/asumaslv/status/296469951970156544″]

send 10000 emails per 24 hour period
えっと1万通もいらないんだけど・・・
Max Send Rate:5 emails/secondなのかー
Rate:5で困ることはないかなぁ〜もっと大量にとなるとRate上げてもらう方法考えます。

【AWS発表】 Amazon Simple Email Serviceの発表によれば

SESは送信したメール数、リジェクト数、バウンス数、クレーム(complaint)数などの要素を鑑みて、一日に送れる制限や最大送信レートを増やしていきます。SESをマナー良く使っているかどうかの証拠が溜まるにつれて、AWSがその制限数を増やしていきます。

たんたんと使っていけばOKということか。
そんなに大量にMailを送る用途はないんだけどね^^;;

SESテスト〜

てへ^^;;

メールサーバ経由で利用する場合は「SES-Postfixの構築」を参考にしたらOK
さすがCloudPackさん。やるーー

ということでこれをまねしたらPostfix → SES で送信可能になるはず。
何が嬉しいって某所の某とかドガガーーと投げているのをSESに渡せばかなり高速化されるはず。

普通のMailの送信なら全然SESとか使う必要はないと思う。
短時間に1,000通以上のMailを配信したいとか超えるとつらいかなぁ〜

<独り言>
7,000通/Dayとかだと1,000通当たり$0.10なので$0.7/Dayなのか20日で$14。
ありじゃね?
それにデータ転送量はテキストメールだしあまり変わらないだろ(楽観的な意見)
</独り言>